伝えるのが上手い人は、言葉えらびが上手い人。
わかりやすく伝えるコツは?と聞かれたら「相手のレベルに合わせた言葉を使う」と答えます。私は勉強を教えるときはもちろん、普段の生活でもそれを心がけています。
もう一つ心がけているのが、インパクトがある言葉を選ぶことです。それは印象に残すためです。
そんな私が、一昨日の記事の学習環境維持法を生徒に伝えるときには条文をそのまま伝えず、言葉を変えて伝えました。
ちなみに条文は「休憩時間中にスマホやタブレット等から周囲に聞こえる音を出してはいけない」です。
この条文を伝えるとき、あなたなら何と言いますか?
私は「休憩時間中のDJ禁止」でした。自分の好きな音楽や動画を周りに聞かせるかのように大きな音を出している姿をDJと見立てて、それを禁止と伝えたのです。
この言葉が奏功したようで、この条文は一気に広がり、理解してもらえることとなったのです。
その後、誰かがタブレットから音を流してしまったときは「あ!DJ禁止だぞ」と生徒達同士で注意しあってました。中学生にはDJという言葉がちょうど良かったようです。
やはり言葉えらびは大切ですね。選ぶための言葉を仕入れておく必要もあるので、私の勉強は一生続きます。