「大人になってから、視力ってあんまり変わらなくない?」
言われてみれば、そうですね。眼鏡やコンタクトレンズの度数を上げていたのは若いころでした。最近はずっと変わりません。
視力が下がるのは20代半ばまでだそうです。日々、科学が進歩しているのでその定説も崩れるかもしれませんが、私は納得しました。
体の成長に合わせて視力も変わっていくとしたら、体が出来上がった後は視力はそうそう変わらないんだろうなと。
そう考えると、成長期に目に悪いことをしていると、あっという間に視力は悪化してしまうということです。
近い場所をずっと見ていると、ピントを合わせるための目の筋肉を使わなくなるので、その時ぱっと遠くに目をやってもピントを合わせるのに時間がかかったり、ピントを合わせられなくなったりします。
スマホに限らず、長時間の読書や勉強も良くないわけです。対策としては、定期的に遠くを見ることです。
遠くを見るのは目の筋肉を使うので、「のび」をするようなものです。ずっと椅子に座り続けて、伸びをしないと体が固まってしまうのはわかりますよね。近くしか見ないということはその状態を続けているということです。
視力は宝です。磨き続けないと錆びたり苔が生えたりしてしまいます。
物理的に遠く景色を見て、目の筋肉を鍛えましょう。また、遠くの将来を見て、精神的な目の筋肉も鍛えましょう。