安倍総理の前の総理大臣って誰だっけ?
突然、そう聞かれたら「えーっと誰だっけ?」と考えますよね。答えられるか否かは別にして、考えることは考えると思います。そして、聞かれた方も答えが気になりますよね。
世界の果てまでイッテQの出川イングリッシュのコーナーで、出川哲朗の話を聞いてくれる外国人が多いのも、同じ手法だからでしょう。
「ちょっと伺ってもいいですか?」とお伺いを立ててからが普通です。「今はちょっと忙しいからごめんね」と相手も断りやすくなるので、相手のことを考えるならそうするべきです。相手に嫌われるリスクも減ります。
自分の聞きたいことを聞くのが一番!という人は出川イングリッシュの手法の方が良いでしょう。断られる確率が減ります。ただし「こいつはズカズカと入ってくるデリカシーの無い奴だ」と思われるリスクもあります。
出川はそんなリスクをものともしないので、出川イングリッシュが成り立つのでしょうね。私が出川に質問される側の立場で「黄色い、ガーガーバード、おもちゃ、今人気の」とか言われたら、その答えを出したくなっちゃうと思うので、やっぱり出川の話を聞いてしまうと思います。いきなり話しかけられたら「なんだこいつ?!」って思いますけどね(笑)
どちらの手法も一長一短です。時と場合で使い分ければいいと思います。
出川イングリッシュは、片言であっても果敢に行けばなんとかなると教えてくれるので、なかなか良いコーナーだと思います。ここ1年くらいイッテQを見てないので、今もそのコーナーがあるかはわかりませんけどね。