「たった1人」は必ず生まれる

一番最初に鍵を作ったのは誰でしょうか。答えは泥棒です。

 

善人しかいない村がありました。その家々には鍵はありません。そこに一人の泥棒が忍び込みました。やがて、鍵が作られました。

 

これが答えの理由です。泥棒が鍵を作ったというより、鍵を作らせたと言ったほうがしっくりきますね。

 

たった1人でも盗人が入れば、その村全部の家々に鍵が必要になってしまいます。99人が善人であっても、たった1人の悪者がいるだけで、99人は対策を迫られます。

 

たった1人が銃を手にしたら、99人の中に自己防衛のために銃を手にする人が出てくるでしょう。

 

大雪の日、99人のドライバーが冬用タイヤに変えて慎重に雪道を走っていました。1人のドライバーがノーマルタイヤのまま道路を走ってスリップしてしまいました。通行止めになって、冬用タイヤの99人は立ち往生しました。

 

たった1人の無対策のドライバーがいるだけで、対策をとった99人がその対策を活かせず、ただ立ち尽くしました。

 

99人が信号を守っても、信号を無視した1人により、交通事故は起きてしまうのです。

 

99人がシリアには行くべきではないと分かっていても、行ってみたくなる1人が出てきてしまうのです。

 

残念ながら、この世界はそんなふうに回っています。99人を脅かす1人が必ず生まれてしまいます。頭の中は自由なので、どんな思想でも持っていられます。その寛容さが、いろんな考えを持つ人を生み、99人が考えもしない思想を持つ1人が生まれます。

 

「人を殺す」ということさえ、100人全員が「それは良くない」と言い切ることはないでしょう。普通は良くないと思うはずですが、その普通を持ち合わせていない人は必ずいるのです。

 

頭の中が自由である以上、「たった1人」の存在は消すことはできません。

 

願わくは、家族や友人知人など私の目に映る人がせめて「たった1人」にならないでいてもらいたい。そう思う今日このごろです。

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