時間だけでなく発想を奪うスマホ

今日の昼休みに「さっきの問題やっちゃおうぜ」と言って問題に取り組む3年生の姿がありました。褒めるべき、素晴らしい行為です。

 

Lilyではスマホは禁止していませんが、スマホの弊害を訴え続けていたこともあり、休み時間にスマホを触る生徒は少数派になりました。

 

スマホは時間を奪うこと以上に、発想を奪うことが問題だと思っています。スマホがなければ思いつくことも、スマホがあることによって思いつかなくなってしまいます。象徴的なものとしてスマホを例に上げていますが、iPodだろうが漫画だろうがゲームだろうが中身は同じです。

 

ミュージシャンがシャワーのときに曲をひらめいたという話はよく聞きます。適度にリラックスしている状態がひらめきには良いそうですが、私は「シャワーのときは考えること以外できないから、考えることに集中できる。だから曲もひらめくのだろう」と思います。お風呂に浸かってリラックスしていても、そこでスマホをいじっていたらアイデアは浮かばないでしょう。

 

他にもひらめく瞬間として、車を運転しているときというのがあります。これもまた考えること以外できない状態です。満員電車で、つり革に掴まる以外何もできないときも頭は回転します。やっぱり考えること以外できないからです。

 

その状況になれば誰だって考えます。そこで「あれをしよう、これをしよう」という発想が出てくるのです。その発想の瞬間を奪うのがスマホということです。スキマを埋めるものがある場合は、かならずそれで埋めてしまうのが人間なのです。

 

そんなスマホを取り上げたらどうなるか。

 

答えは「自分でいろいろ考え出す」です。友人関係のことや趣味のこと、進路のことや勉強のこと、いろんなことを考え出します。友人関係などが満たされていないとそのことばかり考えてしまいますが、ある程度満たされていれば2番手、3番手のことも考えるようになります。

 

勉強が4番手に位置していてもそのうちたどり着けるようになります。周りからいろいろ言われれば4番手にいた勉強も2番手くらいまで上がってくるでしょうし。

 

スマホ離れは単純にスキマ時間を作ることが目的ではありません。「考えること」「頭を使うこと」を取り戻すためです。頭を使うのは疲れます。避けられるなら避けたいところです。でも学力を上げたいのなら避けてはいけません。考える人になりましょう。

 

スマホをいつもいじってしまったり、スキマを漫画で埋めているようでは大成はできませんよ。多くの人がしてしまうことを同じようにしているようでは、そこから頭1つ抜け出すのは難しいです。別に大成を望んでいないというのなら何も言いませんけれど。学力を上げたいのなら、矛盾した行動はとらないこと。これに尽きます。

 

冒頭の3年生の話にもどりますが「スマホを取り上げなくてもこの時期になれば自らやり出すのでは」と思う下級生もいるでしょう。でも実際に自分が3年生になってみればわかります。誘惑がある状況で、その誘惑を断ち切ることがいかに難しいかを。

 

もしかしたら、スマホ離れをしなくても休み時間に勉強していたかもしれません。対照実験が出来ないのでなんとも言えませんが、私はスマホ離れが一役買っているという意見を支持したいと思います。だって私自身がそうなのですから。

 

仕事が終わって一息つきたいときにスマホでYouTubeみたり、いろんなWebを見ています。それがこうやってブログの記事を書くのに役立つのだからと正当化して、楽な方へと逃げてしまうのです。結果、ずーっとスマホを触ってしまう。記事にする以上の余計な情報をずっと集め続けてしまうのです。

 

そしてそれが出来ないシャワーのときに「あ、こうやれば皆の学力上がるんじゃないか」とひらめくのです。そこで「やっぱり、スマホをいじっていたら考える時間がなくなって、こういうアイデアもひらめかないなぁ」と実感するのです。

 

しかし、疲れているときは楽な方へ逃げてしまうので、スマホを触ってしまうのですね。これから私もスマホ離れを頑張りますので、皆さんも一緒に頑張りましょう。

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