ペッパーから考える人間に求められる能力

ペッパーが街で目撃されるようになってからもう3年が経つようです。

 

法人契約は3年だそうで、その契約が切れるのがそろそろ。そこで更新する予定の企業は15%だとか。割合を見るときは分母を見るようにしましょう。どれどれ今回はというと、27社。うーん、少ない気がするんですけどね。まぁ、いいでしょう。私も15%くらいだと思うので、信じることにします。

 

ペッパーが出たての頃はみんな興味を持って接しましたが、それも1週間もすれば状況は一変します。みんな飽きるのです。そして、次第にほとんどがスルー。3年の契約で十分という企業の回答は当然だと思います。

 

ペッパーを見ていると、人間とロボットの差が浮き彫りになります。やはり反応速度が遅いのです。きちんと聞き取ってくれなかったり、返事があるまで数秒待ったりと、ちょっとしたストレスの積み重ねで「もういいや」となります。

 

相手が人間であれば多少返事に手間取っていても「もういいや」とはなりませんが、ロボット相手だと非情です。反応が1秒遅いだけで、相手にしなくなってしまいます。

 

近い将来、翻訳機が広まっても、人間のような瞬時の受け答えが出来ないとコミュニケーションを取るのが嫌になってしまうでしょう。日本人同士の会話のような瞬間的な言葉のやりとりが出来ないと「翻訳機を使って会話するのはストレス」となってしまいます。翻訳機が漫才のペースでもついてこられるくらい発達すれば話は別ですが、そうならない限りは現状のままでしょう。

 

そう考えると、英語を勉強する目的も「瞬間的な受け答えができるため」というものに変わっていきます。明治や大正くらいなら、英語の文献を解読できるように英語を学んだかもしれませんが、今はその目的はgoogle翻訳によって簡単に達成できてしまいます。それでもなお英語を学ぶとしたら、ストレスなくコミュニケーションができるようにでしょう。

 

外国人なんだから日本語が出来なくても当たり前と考えて、大目に見ることは多々あるでしょう。世界中の全ての人がそんな考えであれば現代の翻訳で十分ですが、そうじゃない人と付き合う場合はその人に合わせた言語を使いこなさないといけません。

 

今までは時間をかけてでも英文を読めれば良かったのですが、これからはそんな時代ではなさそうですね。たいていのことはgoogle翻訳で片付いてしまうので、人間に求められるのはそこで満たせないものになります。そうなると自ずとハードルが上がります。

 

海外旅行で不便のない程度なら現在の技術で良いですが、海外で仕事をするとなるとおそらく翻訳機に頼っていられないでしょう。

 

翻訳機を使って会話しているうちに英語が分かってくるとか、英語に慣れて、勉強する意欲が湧くということもあると思います。しかし、大抵の人は「翻訳機があれば勉強する必要ない」と言って、楽な方へ行ってしまう気がします。

 

残りの一握りの人は今まで以上に英語を勉強し、ネイティブスピーカーと渡り合えるような技術を習得しようとするでしょう。

 

「A.完全に翻訳機に頼り切る人」「B.英語に少し興味を持ち片言で話す人」「C.流暢に英語を話せる人」の3タイプに分かれると思います。それぞれの割合が読めないので、どんな未来になるか想像できません。想像できないだけに10年後の未来が楽しみです。

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