背伸びした高校に入りたいなら、まずは勉強体力を。

勉強体力がない人は、第一志望がそれでいいか本当に考えてみてください。

 

プロの将棋を見てて、ふと疑問に思いました。どうして女性の棋士がいないのだろうと。

 

競技人数が少ないからとか、空間把握能力が男性より低いからとか、いろいろある理由の中に「男性に比べて体力がないから」というものを目にしました。

 

男性より力が劣っているから、スポーツでは男性に勝てないというのは理解できます。男は体を動かして獲物をとったり、稲を刈ったりという役目が備わっていたので、女性より身体能力が高くなくてはいけないんだろうと思います。同じ理由で、男性は女性より体力がなくてはいけないというのも納得できます。

 

将棋にはスポーツのような体力がいらないはずだと考えていましたが、どうやらその考えが間違っていたようです。

 

盤の前に座り続ける体力、頭を使い続ける体力が必要なんですね。動かない=体力はいらない、ではないのです。動かないための体力が必要なのです。言われてみれば確かに、適度に動いているほうが楽ですよね。

 

この体力差により、女性は棋士になるのに不利という因果があるかはわかりませんが、「体力」について考えるきっかけになりました。

 

 

夏休み期間中、長い時間机に向かう生徒たちを見て、勉強体力の差を感じました。

 

きっちり座って勉強時間の最後まで問題に取り組んでいる生徒と、休み時間が来る前に休み始めてしまう生徒。

 

後者は俗に言う「飽きっぽい人」というものですが、これは成績を伸ばす上でやっかいな壁となってしまいます。

 

そして、この勉強体力がない人は要注意です。背伸びした志望校に合格することは出来ても、勉強体力がないままだったら、その先で必ず辛い思いをします。もちろんそれが悪いわけではありません。その辛さを跳ね除けて頑張ればさらなる飛躍ができるからです。でも、跳ね除けられなかったら、落ちこぼれて留年、退学路線が現実味を帯びてしまいます。

 

背伸びして合格した人だけに限れば、高校に行ったあと「下から数えたほうが早い」という順位に甘んじる確率が非常に高いです。それでも、その高校に入ったことを良しとするのなら良いのですが、そうでないのなら第一志望を本気で考えないといけません。

 

勉強体力のつけかたは後日改めて書こうと思います。

 

まずは勉強体力測定の仕方を伝えるので、ご家庭でもやってみてください。方法は簡単です。

 

「50分間、問題に取り組ませること」

 

その様子をずっと見てみてください。50分間集中できない子は勉強体力がないと判断して良いでしょう。

 

その50分間はずっと頭を使い続けて欲しいので、その時に扱うのは「数学のワークを解くこと」が適しています。「ノートまとめ」などは、頭を使っているようで、そこまで使わないので適していません。

 

簡単な計算問題なら集中しているけれど、文章題や応用問題に入った途端に集中できなくなる子も多いので、注意して見てあげてください。

 

誰かに見られた状態で50分集中できない子は、残念ながら一人で50分集中することはできません。その場合は勉強体力をつけることから始めましょう。

 

無事50分集中できた子は次のステップです。その子には具体的な勉強方法が必要なので、そこは一対一で指導していきます。

 

「うちの子は勉強体力はあるみたい」という保護者からの朗報をお待ちしています。

 

50分だけでも集中してみると、将棋の棋士の10時間もの長い間集中し続ける将棋体力のすごさをより実感できますね。

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