「上手にできる」と「好き」はどっちが先?

にわとりが先か、卵が先か。

 

因果関係の順番の話題になると、この例がよく使われます。「にわとりが卵を生むのだから、にわとりが先」「卵がないと、にわとりは生まれないのだから、卵が先」「じゃあ、その卵が誰が生むの?」「卵がないのに、にわとりが存在するなら、そのにわとりはどこから来たの?」こんな感じで話が進んで行きます。

 

その話はさておき、「上手にできる」のと「好き」なのはどちらが先だと思いますか。

 

自分の経験を思い出してみてください。

 

 

答えは「上手にできる」が先です。ここではバドミントンを例にして話を進めます。

 

正確に言えば「上手にできる」ではなく「上手にできたと思わされる」でしょう。誰だって最初は下手です。飛んできたシャトルを上手に打ち返せないでしょう。でも、バドミントンを初めてやる子にそんなことは望んでいません。手で持ったシャトルをぽんとラケットで打ち上げる。それだけで良いのです。その様子を周りの人が「おー!上手にできたね〜!」と盛り上げ、できた気分にさせているのです。それで「上手にできた」と思った子は、褒められるのが嬉しくて、どんどん難しいことに挑戦していくのです。

 

ここで、大切なのはどんなことでも褒めること。

 

手に持ったシャトルをただ落としてラケットで打つという動作でさえ、できない子もいます。空振りしてしまった子に対して何て言うか。そこで「おお!良いスイング!」と言うのが良いでしょう。とにかく褒めるのです。そして、「そのスイングでもう一回やってみて!今度は当たるかも!」と盛り上げるのです。

 

空振りした子に「それじゃ駄目」とか「あなたには向いてない」なんて言ってしまったら、即アウトです。その子はバドミントンを遠ざけてしまうでしょう。バドミントンだけでなくラケットを使う球技全体を苦手としてしまうかもしれません。

 

褒められてどんどん上達するから、それを好きになるのです。最初からそれが好きで、どんなに厳しいことを言われても辞めないなんていうのはまずありません。好きになってから「もっとこうしないと駄目」と厳しく言うのはありですが、最初からそれは駄目なのです。「上手にできる」から「好き」になるのですから。

 

好きこものの上手なれ、という言葉は確かにそうなんですが、その「好き」になる一番最初は「上手にできたと思うこと」です。

 

実はこれ、大人だけのテクニックではなく、子ども達も使ってるんですよね。

 

友達をゲーム仲間にしたくて、その友達にゲームを教える時、最初は簡単なところからやらせて「そう!上手じゃん!」と褒めてその気にさせて、どんどんゲームにはまらせようとします。そうしないと友達はそのゲームを好きにならないということが本能的にわかっているのでしょう。

 

とにかく褒めること。

 

「好き」の出発点は「上手にできる」ですからね。





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