おねだりの工夫

「子どもの頃、おねだりをした経験はありますか。それはどんなことですか」

 

就職試験の面接でそんなことを問われたとしたら、私は「ゲームソフトを買ってもらうこと」と答えます。

 

主従関係が明確な中で、従者が主に意見を通すのは簡単ではありません。ゲームを買ってほしいなんていうおねだりは、そうそう通りません。そこで、子どもの私はあの手この手と策を練って挑むことになります。

 

父はお酒を呑むと気分が大きくなるため、そこを狙えばOKがでる確率が上がります。そこで、私は晩酌をして気分上々の父におねだりするのです。

 

結果はOK!

 

やった!

 

ところが、翌日になると「そんな約束をした覚えはない」とアルコールの抜けた父から告げられます。私は母に「お父さん、約束を守ってくれない」と訴えます。すると母は「呑んでたんだから仕方ない」と私に言います。

 

そして私はまたお酒を呑んで気分上々の父におねだりをします。今度は口約束ではなく、手作りの契約書に酔った父にサインさせます。翌日アルコールの抜けた父はとぼけます。しかし私は契約書をつきつけます。

 

そうしてようやく念願のゲームをゲットするのです。

 

あるときは1ヶ月くらい毎日「欲しい」と訴えたり、あるときは「このゲームはどれほど有益か」というプレゼンをしたり、ゲームを得るための様々な方法を考え、実践しました。こんなふうに良き思い出となっていることもあり、今思えば、一回のおねだりですんなり買ってくれなくて良かったと思います。

 

欲しいと言ったらすんなり買ってもらえる子もいるでしょう。「あの子はすぐ買ってもらってる」と言うと決まって「よそはよそ、うちはうち」と言い返されたものです。また、欲しいと言う前に買い与えてもらえる子もいるでしょう。それはそれでまた違った親子の思い出があるのでしょう。私はそういう家庭で育ってないので、その場合はどんなふうになるのかは分かりませんが、私は私が育った環境で良かったと思います。

 

子どものころは気にしませんでしたが、買ってあげるのって大変ですよね。ゲーム機と数本のソフトを合わせたら10万円数万円かかるとして、父のお小遣いが月2万円だとしたら、半年くらいは子どものためにお小遣いを使うことになりますもんね。親は全然自分の欲しいものを買わないなと思ってはいましたが、自分の欲しいものを買わずに、子どもの欲しいもののために回してくれていたのですね。そうやって育ってきたので、親になった私もそうやって子を育てていくと思います。

 

親に感謝の気持ちを返そうとしても、それは自分の子どもにあげなさいと言われて受け取ってもらえないので、自分の子どもに精一杯愛情を注いで行きたいと思います。

 

私は父のようにお酒を呑まないので、私におねだりする娘は大変そうだな〜。でも、娘はとっても可愛いので一回のおねだりですぐに買ってあげたくなっちゃかもな〜。

 

いろんなことを考えますが、その時になってみないとわかりませんね。おねだりのやりとりはあと10年後くらいですかね。楽しみにしておきましょう。





「この記事、なんか良い!」と思ったらクリックしてください!
私のモチベーションが5上がります。
▼ ▼ ▼


高校受験ランキング

学習塾Lilyチャンネル

真面目編の最新記事8件

>学習塾Lilyの方針

学習塾Lilyの方針

通塾生の学力向上を第一に考え、行動します。

Lilyのブログを毎日更新します。

CTR IMG