スマホがおねだりを減らした今日

スマホが普及して変わったことはなんでしょう。

 

今や大半の中学生がスマホを持ち歩いています。人々の生活をより便利に、豊かにするために科学は進歩しているのだから、大いに活用すべきだと思っています。よって、私は現状を嘆くことはありません。

 

スマホを活用した方が、英単語を覚えるにしても、将棋の練習をするにしても、楽しく効率よく出来ます。ゴルフのスイングを動画に撮ってチェックすることだって出来ますし、スマホが普及したせいで逆に不便になったことなんてそうそう思いつきません。

 

今の中学生はスマホがあるので据え置き型のテレビゲーム機にはあまり興味がないようです。スマホで無料でいろんなゲームが出来てしまうのですから、わざわざゲーム機をおねだりして買ってもらうこともないのでしょう。

 

私は、ゲームを買うことのおねだりはあった方が良いと思います。ゲームのおねだりに限らず、おねだりという、人にお願いをする行為を経験した方がその後の人生にプラスになると思うのです。

 

おねだりをするということは主従関係がはっきりしています。従の立場から、物事を思い通りに進めるためには主をうまく取り込まなくてはいけません。あの手この手で主を説得し、時には涙を流してお願いする。そんな経験が大人になって武器になるでしょう。

 

スマホを買ってもらうための一回はお願いするけれど、あとは知らんぷり。勝手にゲームをインストールして、勝手に遊んでる。昔は10個のソフトを買うために10回のおねだりが必要だったけれど、今はそうやって下手に出る必要もない。

 

上の立場の者を取り込む経験が積めないのは痛手です。下手すれば「お願いなんてしたくない。しなくたってなんとかなる」という考えになり、人間関係を円滑に出来なくなってしまうでしょう。

 

出世欲がないのなら、上を取り込む必要性も感じないと思うでしょうけれど、お願い下手は仕事だけでなくプライベートでも損をすることが多いのです。損を厭(いと)わないのであれば言うことはありませんが、そうでなければおねだり上手の方がメリットが大きいはずです。

 

ゲームのおねだりがあるかないかだけで、お願い上手になるかどうかはわかりません。別にゲームじゃなくたって、服を買ってだ、イオンに連れて行ってだと、子どもはたくさんおねだりするでしょう。でも私は、大人になった今「子供の頃、おねだりしたり、誰かにお願いしたことはありますか」と聞かれたら、ゲームを買ってというおねだりが真っ先に思い浮かびます。就職試験の面接でこういうことを聞かれたとき、他の人はなんて答えるのか気になりますね。

 

ひとつ、私から案があります。

 

スマホも買い与えて終わりではなく、毎月料金の支払い時期に、親が子に「お前の料金を支払うかどうか」というテーマで話し合うのはどうでしょう。「今月のお前は駄目だったから、一ヶ月分の料金は払わない。よって来月はスマホは使えない!」「お父様、そこをなんとか!こんどのテストで100点とりますから!」なんていうドラマが繰り広げられても面白いと思います。

 

プリペイド式のスマホ。需要はあると思いますが、毎月の会議や支払いがめんどくさくなって、結局何も言わずに子どもにそのまま使わせてしまうという家庭が多そうですね。

 

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