問題を2回解く真意を生徒はまだ分かっていない

ワークが宿題として出されたとき、答えを丸写しするけれど、全問正解は怪しまれるからといって、わざと数問間違えるという経験を持っていませんか?

 

その人は、今日の記事に出てくる中学生を無碍(むげ)に責めてはいけません。

 

保護者の皆様、我が子が学習しているところを見ているでしょうか。

 

夏休みの宿題として、学校の先生は「夏休みのワークを2回解け」と指示しているようです。1回目はノートに、2回目はワークに書き込むというルールのようです。大人なら「2回解くことで理解を深めるんだな」と考えるため、先生が出した指示も納得できます。1回目はノートというのも「1回目にワークに書き込んだら、2回目に解くときにやりにくいからな」と考えます。先生の指示は「普通」です。

 

では、我が子の学習の様子を眺めて見てください。1回目はノートに、2回目はワークに。これは守れているのですが、問題なのは2回目のやり方です。1回目のノートを開き、それをそのままワークに写していませんか。

 

おそらく先生は、1回目はノートに解いて、丸付けして、間違えたところは2回目にはできるようになってほしいと思っていたはずです。ノートとワークの丸の数の差が成長の証だと。でも、生徒はノートに解いたあとに丸付けせず、そのまま間違えた解答をワークに写してしまうのです。

 

そして、これは一人ではありません。学校全体でもきっと半分くらいはそうしていると思います。

 

かくいう私も、中学生なら同じことをするでしょう。先生の真意は読み取れずとも、言われたことは守っています。ノートもワークも埋まっています。法律の抜け穴を探すようですが、抜け穴が出来てしまうのが問題です。やはり先生側の指示の出し方が悪かったと思った方が良いでしょう。指示を出すときに、ノート写しが出来ないようなルールにするか、ノート写しは何の意味もないということを生徒に説くか、何らかの対策が必要だったのです。

 

保護者の方にも見覚えがあるでしょう。ワークを、答えを写して埋めたことを。そして、全問正解は怪しまれるからといって、わざと何問か間違えたふりをすることを。もはやこの手法は遺伝子として人間に組み込まれているんだと思います。抗(あらが)えるのはほんの数パーセントの人でしょう。

 

「宿題を終わらせるための勉強」なのか「学力を向上させるための勉強」なのか、自分は何をしようとしているのか次第でやり方が変わってきます。中学生に後者を選ばせ、自ら勉強に向かわせるのは容易ではありません。それでも、そういう方向に持っていかないといけません。これは大人の役目です。指示する側のスキルアップが必要です。

 

指示する側とされる側、期待通りの結果にならないのはたいてい指示する側が悪いのです。ようやく昨日の話に戻ってこられましたね。(笑)

 

今回の話もまたLilyのスイッチトークのネタとなります。近々、塾生はこのネタを目にすることでしょう。塾生のみなさんはそれまでお楽しみに!





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