物語文を読み解くには一般的な感覚を

物語の作者は全知全能の神なので天候も操れます。主人公の気持ちを表したり、何かの前触れを示したりするとき、天気を変えます。今日の空はまさにそんな空でした。

 

今日は祝日。午前中から校舎を開けていた甲斐があり、3年生が自習に来てくれました。

 

やる事が決まっていると取り掛かりが早いと以前ブログに書きましたが、今日は集中力の持続がすごいと感じました。睡魔と戦いながら仕事をしている私の進捗はすずめの涙程度のもの。そんな私からしたら、ずっと机に向かっている中学生がとてもすごいと感じるのです。

 

午後にはまた別の3年生も来ました。その後、雷雲もやって来ました。

 

物語であれば転機です。まさに起承転結でいう転でしょう。現実には何も起こらず、いつもの夕立として去って行きました。

 

土砂降りの中、物事をプラスに考える主人公はいません。天気同様、何か暗くなるような心理状況のはずです。これは一般的にそうなのです。100人中99人は「土砂降りは良くない」と感じるのです。この感覚がない人は、国語も出来ないでしょう。

 

例えば遠足の前日に「明日は雨」と言われたら、残念だと思うのが普通です。遠足のグループメンバーが好きじゃないから遠足に行きたくないという子でもない限り、遠足当日の雨を喜ばないでしょう。「遠足は楽しみなもの」であり「雨は残念なもの」であるのです。そういう一般論を身につけないと物語文は読み解けません。

 

3位をとって「すごいね」と言われても嬉しくない人はいるでしょう。でも1位をとって「すごい」と言われて嬉しくない人はいないのです。

 

この時「いや、わからないよ。1位でも嬉しくない人がいるかも」なんて、余計な事を考える人は残念ながら国語の問題を解くのに苦労するでしょう。

 

感覚が人とずれていても構いませんが、一般的にはこう考えるはずという視点は常に持ち続けましょう。それが物語文を解くアドバイスです。

 

と、今日の天気から色々書いてみましたが、天気がどうであれ、現実の世界はいつもと大して変りません。天候を操れる作者が描いている世界ではありませんからね。

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