My mother is in the kitchen now.という英文を訳してみてください。
これは中学1年生の問題です。中2・中3生がどこでつまづいたかを確認するためのテストの中に、和訳の問題がありました。その問題を解く様子を見ていると全員が「私の母は今キッチンにいます」と書いていました。ちゃんと理解しているようです。しかし、kitchenはキッチンでいいのかと疑問に思いました。
トイレを便所と言う人の方がきっと少ないでしょう。同じようにキッチンを台所と言う人の方が少ないんだなぁと思いました。それは別に良いとして、テストでキッチンと書いて丸がもらえるのか不思議に思いました。おそらくこんなふうに物議を醸す問題は入試ではでないでしょうけれど。
外来語を使わないと表現できないものがたくさん溢れている上に、英語も身近になった現代では、英語と日本語を区別することもナンセンスな気がします。
Tom enjoyed school life.を「トムはスクールライフをエンジョイした」と言っても意味は伝わるでしょう。伝わるのにバツなのもどうなんだろうと。
カーブ、チャイム、ジャンプ、スルー・・・それらをパッと日本語に変換するほうが難しいですよね。今回のキッチンもそうですが、伝わるならマルということにしてもらいたいですね。
この記事を読んで「ルー大柴」を思い浮かべた人は30代以上でしょうね、きっと(笑)