人の深みは体験から

漫画家になろうと漫画をたくさん描いて、出版社に持ち込んでみると「絵を描く練習も大事だけれど、今はもっと遊んだほうが良い」というアドバイスをもらう人が多いようです。

 

漫画でも小説でもなんでも、誰かの作品にはその誰かの人間性があらわれます。作者の深みがそのまま作品の深みとなるのです。もちろん全てが作者の体験したものというわけではありません。作品は想像から作られるものが多いというか、大半が想像のものでしょう。でもそこにリアリティを与えるのは作者の体験なのです。

 

例えば、恋愛したことのない人が恋愛をテーマに描くと、ただの願望の集まりになってしまいます。他にも、小舟に乗ったことがない人が、小舟に乗っている人を描こうとしても、車に乗っているのと変わらない描写になってしまうでしょう。小舟の上で内緒話をしようと顔を近づけたら、小舟特有の揺れで頭と頭をぶつけてしまったという描写があれば、作者は実際に小舟に乗って同じような体験をしたんだろうなと感じます。

 

面白い作品には、例えそれがどんなファンタジーであっても、リアルに感じられる何かがあるのです。逆に言えば、それがない作品はどんなに絵が上手でも心に響かず記憶にも残りません。漫画であれ小説であれ音楽であれ、何かを作りたいと思う人はいろんなことを体験した方が良いです。転んで頭をぶつける体験だって、それが作品に生きてくるのです。今までの話を一言にまとめると「たくさん遊べ」というアドバイスになるのです。

 

それにしても世の中の作品はすごいものが多いですね。ミュージシャンが浮気をテーマにした曲を歌ったら「あなた浮気したでしょ」って疑われるくらいリアルな歌詞を書きますからね。今日のブログのテーマをひらめいたのはMr.Childrenの曲と井上雄彦の漫画について考え事をしていたからです。それらについて深く話をするのはまた今度!



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