期末テストの結果を聞いたら、理科がいつもより40点くらい上がったと言った生徒。逆算すると、今までの点数はだいたい……過去のことをとやかく言うのはやめましょう。大事なのは「きちんとやった成果が現れたという事実」と「これから」です。
成績が上がるのは当然です。誰が教えてると思っているんですか(・∀・)
なんてね。
理科が苦手で、何をやっているかさっぱりわからないという中学2年生の女の子。そこで私が指示したのは、次の授業までに化学式を覚えてきてということでした。英語の授業で、英単語を覚えていなければ授業を受けても理解できないのと同じで、中2理科の化学では化学式を覚えていないと先に進めません。だから、その指示を出したのです。
彼女は見事に全部覚えて来てくれました。それに応えて、私も最大限の授業をしました。その後演習を重ね、テストに臨んだのです。その結果が40点アップ。
紛れもなく、彼女の力です。発端は「化学式を覚えてくる」という約束を守ったことでした。
彼女が特別なのではなく、誰でも持ちうる能力です。引き出しを開けるか否かが問題なだけです。今回はうまく引き出しを開けることができました。引き出しに鍵を掛けて開かなくなってしまった人がいたら、ぜひご相談ください。
私が教えるのです。成績が上がらないはずがありませんから!