自己流の勉強は大学受験のときでいい

自分流でやると偏りが生まれます。それは、ときに武器になり、ときに仇となります。県立高校受験では仇となる方が多いです。

 

習い事だってそうですが、はじめは徹底的に基礎を教わります。習字であれば筆の持ち方、野球であればバットやボールの正しい持ち方、日常生活であればお箸の持ち方。その子の持ちやすいように持っていいなんて教える指導者はまずいません。自分流は基礎ができた上での話なのです。

 

勉強の基礎は小学生で教わります。それなら中学生は自己流の勉強方法を見出してもいいはずです。でも、おすすめはしません。なぜなら、小学校で習うのは、習字で言えば筆の持ち方であって、字の書き方まで行ってないんですね。つまり、基礎の基礎なんです。自分で考えて勉強するということを学ぶ手前の、与えられたものをただこなすだけの勉強が小学生時代なのです。

 

中学生になり、自分で自分の勉強を組み立てる作業が始まります。でも、これは中学生にとっては人生初なのです。お手本がいるのです。習字で、筆の持ち方は教えたから、あとは自由に字を書いていいなんて言う先生はいません。正しい書き順、正しい筆の運び、とめはね、力の入れ方や抜き方を教えるのが次の段階です。お手本のない字はまだ練習しません。お手本のない文字を書くのは、最後の最後なのです。

 

それと同じように、中学生にも勉強を組み立てるお手本が必要なのです。「中学生なんだから、自分で考えてやれ」というのは指導者失格です。うまく指導できないから言ってしまう台詞なのです。中学生は「自分で考えて勉強する練習」をする期間です。お手本が、大人の管理が必要なのです。自分で自分に必要な勉強を見つけて、さらに効率的にやるなんていうのは、大学受験をする頃ようやく習得できるのです。

 

学習塾Lilyはそれを踏まえて、管理徹底を心がけています。一人ひとりにあった勉強の仕方、進捗(しんちょく)、題材など、休みの日も考えています。自分がプレイヤーなら自分でなんとかすればいいのですが、今私はコーチや監督といった立場です。その立場の面白さを感じている毎日です。この話も長くなりそうなので、一度ここまでとします。

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