いつだって親は子を想う

5歳女児が両親からの虐待で死亡するという事件があったようです。ゆるしてと書かれたノートがあったということですが、そのニュースの全容を知るのも怖く、タイトルだけで目をそらしたくなります。

 

いつだって親は子を想う。そんなフレーズをあざ笑うかのようなニュースに心が痛くなります。

 

幸いなことに、私の周りにはそういった親はいません。塾という仕事をしているせいか、むしろ逆の、子供に愛情たっぷりの親に会う機会の方が多いです。それはとても幸せなことであり、私自身もなんだか安心します。

 

先生にとっては数十人分の一人でも、親にとっては一分の一。

 

「たくさん生徒さんがいらっしゃるので大変かとは思いますが……」学校であれ、塾であれ、先生一人を独占できるとは思ってはいないと、保護者の方も理解を示してくれますが、本音はやはり我が子をなんとかしてほしいということでしょう。私もできる限りそれに応えるつもりです。

 

一人の人間が、何人まで面倒を見られるか。おそらく20人程度ではないでしょうか。先生や講師じゃない立場の人も想像してみてください。友人、知人、周りの人、誰もいいので20人を思い浮かべて、その人の趣味や特徴、仕事や今ハマっているものなど、自分の頭の中にとどめておくことはできますか。おそらく付き合いの長い20人であれば可能だと思います。また、項目を減らせば50人程度までは把握できるでしょう。でも、それが限界だと思います。

 

一人の人間が50人もの人数を把握することなんてまずありません。プロ野球の監督だって、一軍登録されている二十数人の選手を把握するのが精一杯だと思います。コーチなどの助けを借りて、ようやく把握できる数でしょう。

 

名前と顔の一致くらいなら300人は可能だと思いますが、塾の先生に親が期待するのが名前と顔の一致だけなんてありえませんよね。そう考えると自ずと上限が決まってきます。

 

いつだって親は子を想います。その気持ちは痛いほどよく分かります。新米ですが私も親ですから。

 

ですので、その気持ちを汲める人数までしか生徒は預かりません。私自身も、来てくれた生徒一人一人をちゃんと見てあげたいと思っているからです。逆を言えば、預かった生徒さんは子を想う親のように、しっかりと面倒をみてあげたいと思います。

 

親以外にも、そうやって愛情を注いでくれる人が一人でもいれば、その子は恵まれていると言えるでしょう。自分が恵まれていると感じた人は非行に走らないものです。地域の子どもたちがまっすぐ育つよう、微力ながらお手伝いしたいと思います。

 

そして、冒頭の悲しいニュースがない社会になるよう、心から願っています。

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